ピラティスで姿勢改善できる?姿勢美人を作るコツとおすすめのスタジオ紹介

ピラティスで姿勢改善できる?姿勢美人を作るコツとおすすめのスタジオ紹介

鏡に映る自分の姿に「なんだか疲れて見える」と感じたことはありませんか?デスクワークやスマートフォンの使用が日常になった今、知らず知らずのうちに姿勢が崩れてしまう方が増えています。

姿勢の崩れは、見た目の印象を損なうだけでなく、肩こりや腰痛、慢性的な疲労感といった日々の不調にも繋がりがちです。

この記事では、そうした姿勢の乱れがもたらすリスクを解説するとともに、ピラティスがなぜ姿勢改善に効果的なのか、そして自分に合ったスタジオを選ぶためのポイントまで、詳しくご紹介します。

この記事でわかること
  • 見過ごしがちな姿勢の崩れが心身に及ぼす具体的な影響
  • ピラティスで姿勢が整うとされる4つの理由
  • 姿勢改善を目的としたピラティススタジオ選びのコツ
ピラティスナビ編集部

ピラティスで"姿勢美人"を目指しましょう!

目次

この記事の監修者

高橋 玲子

ピラティスナビ編集長 高橋 玲子

現役ピラティスインストラクター。健康のために始めたピラティスでインストラクター資格取得、2024年からピラティスナビ編集長に就任。スタジオ選びに役立つ情報を発信中。(運営者情報) 掲載依頼はお問い合わせよりご連絡ください。

姿勢改善が必要な理由

姿勢の崩れとその影響

まずは、気づかないうちに進む姿勢の崩れとその影響について、下記の3つを解説します。

  1. 典型的な姿勢の崩れとは
  2. 印象を左右する姿勢の重要性
  3. 悪い姿勢が引き起こす体の不調

姿勢の崩れは少しずつ進行するため、自覚するころにはすでに不調や見た目への影響が現れていることも。特に女性は年齢とともに筋力が低下しやすいため、注意が必要です。

詳しく見ていきましょう。

典型的な姿勢の崩れとは

典型的な姿勢の崩れは、以下の4つです。

  • 猫背
  • 反り腰
  • 巻き肩
  • ストレートネック

姿勢が崩れる大きな原因は、加齢によって筋力や柔軟性が低下し、骨格を正しい位置に保ちにくくなることです。こうした崩れは見た目の問題だけでなく筋肉や関節に余計な負担をかけるため、慢性的な不調の原因になることも。

自分ではなかなか気づきにくいこれらの変化こそ、日常の中で意識してケアしておきたいポイントですね。

印象を左右する姿勢の重要性

姿勢は、見た目の印象を大きく左右する重要な要素です。背中が猫背気味であごだけが前に出ていたり、体全体が歪んでいたりすると、どれだけファッションやメイクに気を使っていても相手に良い印象は与えられません。

どれだけ容姿が美しくても、姿勢が悪いとそれだけで美人度が下がります。

その一方で、背筋がまっすぐ伸びている方は実年齢より若々しく見えるだけでなく、自信に満ちた雰囲気さえ感じますよね。このように、見た目の印象をよくするには表面的なケア以上に「姿勢を整えること」が重要です。

悪い姿勢が引き起こす体の不調

姿勢の崩れが引き起こすのは、見た目の問題だけではありません。悪い姿勢が続くと、肩や首、腰など一部の筋肉に負担が集中し、筋肉のこわばりや血行不良を招く可能性があります。

その結果として現れやすいのが、肩こり、頭痛、腰痛、背中の重だるさといった体の不調。一見無関係だと思われそうな症状でも、実は根本的な原因が「姿勢」にあるというケースは多く見られます。こうした体のサインに、早めに気づいて対策を取ることが大切です。

ピラティスが姿勢改善に効果的な理由4つ

ピラティスが姿勢改善に効果的な理由4つ

ピラティスが姿勢改善に効果的な理由を4つ紹介します。

  • 姿勢を支えるインナーマッスルに働きかける
  • 骨盤を整えて反り腰の悩みを軽減する
  • 肩甲骨を動かして巻き肩を整える
  • 呼吸を使って姿勢な姿勢感覚を育てる

姿勢を整える方法はいくつもありますが、その中でも「無理なく、内側から整える」ことを目指すのがピラティスです。

早速、見ていきましょう。

姿勢を支えるインナーマッスルに働きかける

ピラティスの最大の特長は、体の深部にあるインナーマッスルにしっかり働きかける点。インナーマッスルとは、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋など、姿勢を支える土台となる筋肉のことを言います。

これらの筋肉をバランスよく鍛えることで、骨盤や背骨の位置が安定し、自然と良い姿勢が取りやすくなるのです。表面的な筋肉に頼らず全身のバランスを整えたいなら、ピラティスは最適な運動方法といえますね。

骨盤を整えて反り腰の悩みを軽減する

ピラティスは骨盤の位置を整えるエクササイズが多数あり、それによって反り腰改善の効果が期待できます。反り腰は、骨盤が前に傾きすぎることで腰が反ってしまう状態を指しますが、この状態が長引くと腰痛や疲労感の原因になることも。

ピラティスでは、骨盤の「ニュートラルポジション」を意識しながら動くことが基本です。トレーニングを通じて、日常生活の中でも無理なく自然に骨盤を安定させられるようになる点が、ピラティスの大きな魅力といえます。

肩甲骨を動かして巻き肩を整える

肩甲骨周りを動かすトレーニングにより、巻き肩を整えられるのも理由の1つ。長時間のスマホやデスクワークで起こりやすい巻き肩は、肩が前に出て胸が縮こまり、呼吸が浅くなってしまう原因にもなります。

見た目にも猫背に見えやすく、実年齢より老けた印象を与えてしまう可能性も。ピラティスの動きには、肩甲骨を柔らかく大きく動かすエクササイズが含まれています。そのような動作を継続的に行うことで、固まった肩周りの筋肉がほぐれ、自然と美しい姿勢を保てるようになりますよ。

呼吸を使って自然な姿勢感覚を育てる

4つ目の理由は、呼吸法が体幹の安定性と柔軟性を高め、結果として姿勢改善につながる点です。ピラティスで用いられるのは「胸式ラテラル呼吸」と呼ばれる呼吸法。肋骨を横に広げながら息を吸い、吐くときにお腹を引き締める動作を意識しながら動くことで、体幹が安定しやすくなります。

また、呼吸で肋骨全体の動きがスムーズになるため、上半身周りの筋肉がほぐれ、上半身の柔軟性が向上する効果も。それが結果として、無理のない自然な姿勢の獲得へとつながっていくのです。

姿勢改善に強いピラティススタジオの選び方

姿勢改善に強いピラティススタジオの選び方

ここでは、姿勢改善に強いピラティススタジオの選び方を3つ紹介します。

  • 姿勢評価と個別指導ができるスタジオを選ぶ
  • 少人数制・パーソナルレッスンの有無で選ぶ
  • 「姿勢改善プログラム」などの専門性で選ぶ
ピラティスナビ編集部

丁寧にサポートしてくれるスタジオを選ぶことが、成果への近道です!

姿勢評価と個別指導ができるスタジオを選ぶ

正しい姿勢に導くためには、まず「今の自分の姿勢がどう崩れているのか」を知ることが大切。そのため、スタジオ選びでは初回に姿勢評価を行ってくれるかどうかを確認しましょう。

理学療法士や資格を持ったインストラクターが姿勢を評価し、それに基づいてレッスン内容を調整してくれるスタジオなら、効率的に姿勢改善を進められます。人それぞれ持っている体のクセに合わせた指導が受けられるため、ピラティスの姿勢改善効果をより実感できますよ。

少人数制・パーソナルレッスンの有無で選ぶ

少人数制やマンツーマンのレッスンがあるスタジオをえらぶのも、ポイントの1つ。姿勢を整えるためには、トレーニングの質がとても重要になるからです。

少人数であれば、インストラクターの目が届きやすく、正しいフォームや動き方の指導を受けやすくなるもの。パーソナルレッスンであれば一人ひとりに最適化された内容で取り組めるため、より早く成果を感じられます。

「姿勢改善プログラム」などの専門性で選ぶ

ピラティススタジオの中には「姿勢改善専門コース」や「猫背改善プログラム」など、目的別にプログラムを用意しているところも。こうしたプログラムがあるかどうかも、スタジオ選びの判断基準になります。

専門性のあるスタジオは、姿勢に関する知識や実績が豊富で、改善までのプロセスが明確に組まれているため、安心して取り組めます。目的に合ったクラスがあるかどうかを、事前にホームページなどでチェックしておくと安心ですね。

姿勢改善に強いピラティススタジオ

姿勢改善に強いピラティススタジオ

ピラティスを通じて本気で姿勢改善を目指すなら、スタジオ選びがとても大切です。ここでは、姿勢改善に定評のある3つのピラティススタジオをご紹介します。

  • Nピラティス
  • ルルト
  • ゼンプレイス
ピラティスナビ編集部

それぞれの特長を比較しながら、自分に合った場所を見つけてください。

Nピラティス

Nピラティス 引用:https://npilates.jp/

Nピラティスは、理学療法士監修のもとで「医学的に正しい姿勢改善」に特化したレッスンを提供しているスタジオ。インストラクターは全員医療国家資格保持者のため、体の構造や不調の原因を正確に見極めたうえで指導してくれる点が大きな特徴です。

以下は猫背に焦点を当てた動画ですが、Nピラティスはこのほかにも姿勢改善に関わる動画を多数掲載しています。

また公式ホームページには、以下のようにお客様の具体的な変化を紹介している記事も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

「本気で姿勢を変えたい」「見た目だけでなく、不調の改善も目指したい」と考える方には、Nピラティスはピラティスナビ編集部イチオシのスタジオです。

Nピラティス公式サイト

ルルト

ピラティススタジオ「ルルト」
引用:https://luluto.kishiropt.com/

ルルトは、リハビリの知識を活かした姿勢・動作改善に特化したパーソナルピラティススタジオ。代表をはじめとするインストラクター陣は理学療法士としての現場経験が豊富で、単なるエクササイズではなく「根拠のある身体改善」を提供しています。

運動に不慣れな方やピラティス初心者でも安心して取り組めるよう、動作の一つ一つを丁寧にサポートしてくれるため、未経験でも安心です。

ルルトの公式サイトでは、実際に姿勢改善したお客様のビフォーアフター写真が掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

ルルト 引用:ルルト公式サイト

姿勢改善だけでなく、慢性的な肩こり・腰痛などの身体の不調にも対応しているため「体を根本から整えたい方」におすすめのスタジオです。

ゼンプレイス

女性の悩みLP
引用:zen place pilates

ゼンプレイスは、全国に100店舗以上を展開する大手ピラティススタジオで、マット・マシンの両方に対応した柔軟なレッスンスタイルが特徴。初心者から経験者まで分け隔てなく利用できるだけでなく、シニア向けレッスンや男性向けレッスンなども取り入れており、幅広い層のニーズに対応しています。

下記の動画は、ゼンプライスで11年ピラティスを継続しているお客様のリアルな感想を収録したものです。

また、下記のような姿勢改善に関する記事も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

ゼンプレイスは店舗数が多くアクセスしやすいため、仕事や生活スタイルに合わせて継続的に通いたい方にはぴったりなスタジオです。

ピラティス×姿勢改善に関するよくある質問

ピラティス×姿勢改善に関するよくある質問

ピラティスを始める前に、姿勢改善にどれくらい効果があるのか、どのくらいで変化を感じられるのかなど、気になることは多いはず。ここでは、姿勢改善を目的としてピラティスを始める方からよく寄せられる質問にお答えします。

よくある質問
  • 何回ぐらい通えば姿勢が変わってくる?
  • 姿勢改善にはマットピラティスとマシンピラティスのどちらがいい?
  • 姿勢が改善すると、実際にどんな変化がある?

何回ぐらい通えば姿勢が変わってくる?

姿勢改善の効果を実感するまでの期間は今の状態や頻度によって異なります。しかし、多くの方が週1~2回のペースで1~2か月続けると、「立ち姿が変わった」「肩こりが軽くなった」と感じる傾向があります。

ピラティスは、即効性よりも「習慣化による体の再教育」を重視するメソッド。根本的な改善を目指すなら、3か月以上継続することをおすすめします。

姿勢改善にはマットピラティスとマシンピラティスのどちらがいい?

姿勢改善を目的とするなら、マシンピラティスがおすすめ。マシンを使うことで体を支えながら動けるため、正しいフォームを保ちやすく、インナーマッスルを効率的に鍛えられます。

一方で、マットピラティスは自重で行うエクササイズのため、体の使い方に慣れていない初心者には少し難易度が高く感じることも。最初はマシンから始めて、慣れてきたらマットへ移行する方法も有効です。

姿勢が改善すると、実際にどんな変化がある?

姿勢が整うと、肩こり・腰痛が軽くなる、呼吸が深くなる、疲れにくくなるといった体の変化が現れます。さらに、ウエストラインが引き締まる、背筋が伸びて若々しく見えるなどの嬉しい効果も。

また、姿勢がよくなることで人前で堂々とふるまえるようになったり、笑顔が増えたりといったメンタル面の変化を実感する方も多く見られます。体と心の両面からの変化が期待できるのが、ピラティスの大きな魅力ですね。

ピラティスの姿勢改善 まとめ

ピラティスの姿勢改善 まとめ

見た目年齢や体の不調に大きく影響する姿勢の乱れ。そんな悩みを根本から改善できる方法として、多くの女性から支持されているのがピラティスです。

姿勢が整うだけで、見た目も気分もぐっと前向きに変化します。今の自分にモヤモヤしているなら、ピラティスを通じて毎日を軽やかに過ごす一歩を踏み出してみてください。

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